「JAPAN BRAND FESTIVAL – TALK SALOOOON Vol.05」開催レポート

さる1月30日、「JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON Vol.05」が東京ミッドタウン・デザインハブにて開催されました。


転載:公益財団法人日本デザイン振興会
「JAPAN BRAND FESTIVAL - TALK SALOOOON Vol.05」開催レポート」

ジャパンブランドの未来を担う全ての人に開かれたプラットフォームとなることを目指す活動「JAPAN BRAND FESTIVAL」。年度や事業の縦割りと地域や分野の垣根を越え、情報やノウハウを共有し継承する画期的な仕組みとして、政府機関や自治体からも注目されています。その活動の一つである「JAPAN BRAND FESTIVAL – TALK SALOOOON」。2016年から定期開催し今回5回目となるトークと交流を軸にした未来志向のサロンです。

 

今回のゲストは2名。前半はテーマを「海外出展ノウハウ – Ambienteの事例を通じて」として、JAPAN BRAND FESTIVALの関係者や参加者も多く参加している世界最大級のBtoB消費財見本市 Ambiente(アンビエンテ)について、メッセフランクフルト ジャパン株式会社 代表取締役社長の梶原 靖志氏にお話いただきました。

 

後半は愛媛県を舞台とした地域活性化プロジェクト「愛媛シルクプロジェクト」について株式会社リバースプロジェクトトレーディング 代表取締役の河合 崇氏にお話いただきました。愛媛シルクプロジェクトは「JAPAN BRAND FESTIVAL 2018」への参加も決定しています。

「海外出展ノウハウ – Ambienteの事例を通じて」では、商談設定の効率の良さなど様々な見本市のメリットと、受注を取る場という心構えが必要な海外見本市の特徴、日本の見本市との違いを説明。見本市は中小企業のビジネスを加速する効果的な手法ですが、ただ展示するだけでは不十分なことを伝え、準備や事後活動の具体的なアドバイスと共に「諦めずに5年は続けること」の大切さを強調しました。また、西暦1330年に始まる長い歴史を持つAmbienteの概要と共に、日本企業による事例をひいて、その成長ステージや業種による多様な活用方法の実態を紹介しました。

 

「愛媛シルクプロジェクト」は、繭から生糸を作る過程で生まれる「きびそ」などの副産物に注目し、綿など低付加価値品として使われるか捨てられるしか用途がなかった素材を化粧品やサプリメントの原料に活用することで、地域経済を回す新しい仕組みを作ろうとしています。2016年10月に始まり、志をともにする県内外の有力メーカーを巻き込みながら次々と商品開発を進めていき、現在では国内約20ヶ所の店舗で販売を展開しています。2018年度の課題は、アイテム全体を統一するブランドづくり、そのためのデザイン開発です。創業からわずか1年半ほどながら、密度ある活動により大きな広がりを作り出した背景を紹介しました。

 

ゲストによるトークに続いて、JAPAN BRAND FESTIVALを主宰する二本栁 友彦と堀田 卓哉が登壇。その活動の趣旨説明と、2018年3月2日〜4日に渋谷ヒカリエにて3年目3回目の開催が決まったJAPAN BRAND FESTIVAL 2018の概要を発表しました。詳細は公式サイトで情報発信しています。

 

続く、懇親会は多くの来場者で賑わい活発なコミュニケーションがなされました。

 

TALK SALOOOON Vol.06の詳細は未定ですが5月頃の開催を予定しています。

 

JAPAN BRAND FESTIVAL – TALK SALOOOON Vol.04
日 時:2017年11月21日(火)18:30〜21:30 (開場 18:00)
会 場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター (東京ミッドタウン・デザインハブ内)
参加費:1,000円(1Drink)
主 催:JAPAN BRAND FESTIVAL運営事務局
協 力:公益財団法人日本デザイン振興会

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