もちろん反省点も多々ある。例えばトークショーの登壇者が多過ぎて、時間が足りなかったこと。ひとりひとりの持ち時間が限られていたため、深い話を要約して話さなければならず、もっと長く詳しく話を聞きたかった、という声があった。協力者に恵まれたこともあり、あれもこれもと盛り込み過ぎてしまった点は否めない。
このような反省点を踏まえ、次回へ向けてより良いイベントへ発展させるべく、秋元から意気込みが語られた。「1週間やってみて、新しいビジョンも見えてきた。来年またここに戻ってきて、さらに何かできる実感が湧いてきた。今日集まったみなさんにもここで新しい繋がりを持ってもらえたら嬉しい。新しいことにチャレンジしたい人、熱い思いを持った人がここに集まってきている。どんどん人と繋がって、そこからまた新しい関係性を紡いでもらいたい。自分達が必要だなと思ったら、いつでも声をかけてほしい。繋がりたい人に必ず繋げます」
挨拶の後は、交流会を終始サポートしてくださった沢の鶴から日本酒が振る舞われ、集まった人同士で自由に歓談。会期を振り返るトークショーも挟み、会場が参加者でかなりぎゅうぎゅうになりながらも、日本のものづくりの未来について、熱心に語り合う大勢の人々で最後まで盛り上がっていた。