【レポート】Knowledge CAMPキックオフミーティングを開催しました!

JAPAN BRAND FESTIVAL 2021のスピンオフプログラムとしてスタートしたKnowledge CAMP。経営に関する喫緊の課題に直面している地域の中小企業を支援するためのプログラムとして、全6回のオンライン講座を通じて「今とこれからを生き抜く知恵」を学んでいきます。

2020年10月12日(月)、初回のKnowledge CAMPを前に、キックオフミーティングをオンラインにて開催しました。Knowledge CAMPは全回オンライン開催ですが、単に講義を聞くだけの座学にはしたくないと常々思っています。

今回のキックオフミーティングは、事前に事業者同士の交流を深めることで、講座のなかで会話が活発に交わされ、みんなで深く課題を考えることができるようになればと企画をしたものです。本記事では当日の様子をお届けします。

Knowledge CAMPキックオフミーティングがスタート!

緊張した雰囲気の中開始された、Knowledge CAMPキックオフミーティング。今回は事業者同士の交流を深め、Knowledge CAMPの活動をより有意義な時間にしてもらうことを目的に、まずは参加している事業者さんだけではなく、ゲスト講師の澤田さんやJAPAN BRAND FESTIVAL運営スタッフを含めた約30名のメンバーがそれぞれに自己紹介を行いました。オンラインでも皆さんの個性や雰囲気が伝わり、徐々に緊張の雰囲気が溶けていく様子が感じられました。

皆さんの自己紹介では、それぞれが本当に興味深い取り組みをしていることがダイレクトに伝わってきました。Knowledge CAMPを通して、事業者同士の仲と信頼が深まり、各々の積極的なナレッジの共有や、今後のさらなる展開が大いに期待できる時間でした。

50年後の社会、私たちができること、そして大事にし続けていくこと

自己紹介のあとは、事業者の皆さんに事前に考えてきてもらったワークの発表を行いました。テーマは3つ。

・50年以降の社会は
・自社がそこでできることは
・変えないもの/大事にしていることは

50年後の社会を考えることで、未来に向けての自社への取り組みの課題を認識する一歩になりました。また、想像した未来の中で私たちは何ができるのか、イマジネーション豊かに発表が行われました。

発表の中では、50年後の社会は「業界全体として、後継者不足や需要の変化などにより縮小傾向が強くなる」といった現実的なものから「新素材の出現」といったわくわくするものまで様々でした。どの事業者さんも、大きな変化を前提とした上で、持っている技術やサービスを付加価値として生活者に受け入れてもらえるような新しい価値の提供を目指したい、と前向きなアイデアが多いのが印象的でした。

急速に時代が変化する現在、50年後を考え、そこで自社ができることを考察するワークは非常に難しい課題ではありましたが、その中でも、自社として大事にしていること、変えないものを明確にすることで、今後の時代を生き抜いていくために必要な力を共有し合う、とても濃密な時間となりました。

みなさんからのワーク発表を受け、JAPAN BRAND FESTIVAL共同代表の堀田から1896年第1回オリンピック競技大会のクラウチングスタート登場のエピソードを例に、メッセージがありました。

100m走は当時、手を挙げてスタートをする人が多くを占めていた中で一人、手を地面につけ、腰を上げた姿勢からスタートを切るをする走者がいました。現在はスタンダードになったクラウチングスタートが生まれた瞬間で、この走者は金メダルを獲得しました。このエピソードは企業の広告で使用されており、コピーには「イノベーションとは、このような形で突如現れる」と記されています。

50年後の社会は誰も予想できません。1970年代に、現在のインターネットやパソコン、スマートフォンの世界があると誰が予想したでしょう。2070年の世界は、皆さんに考えていただいた世界よりも、もっと変わっていると思うのです。

誰も予測できない世界の中で、大事にしないといけないのは「変わってはいけないこと/大事にしていること」。新しいサービスや商品を生み出す時の種は自社の中にあると思います。それをKnowledge CAMPの3ヶ月を通してじっくり見つめ直し、たとえ環境が大きく変化しようとも、対応できるような力を付けていくことが目指すべきところだと思っています。

皆さんの熱い思いに触れ、Knowledge CAMPが行われる3ヶ月がとても楽しみになりました!

Remo(オンラインツール)での交流会に挑戦!

Knowledge CAMPキックオフミーティングの終了後、オンラインツールRemoに移動し、交流会が行われました。Remoを初めて使用する人も多く、戸惑う方も多い中、運営スタッフがサポート。試行錯誤をしながらツールを導入し、ZOOMからRemoに移動することに成功しました!

Remoを初めて使用した方からは「どこに誰がいるか分かってすごい!」「色々なところに移動できて楽しい!」などの声をいただきました。少人数で会話ができることで、密な会話が繰り広げられ、大いに盛り上がりました。

今回のKnowledge CAMPキックオフミーティングは和気あいあいとした雰囲気のまま幕を閉じました。第一回のKnowledge CAMPは11月から。今後もKnowledge CAMPでの内容やみなさんに活用いただけるナレッジをを発信していきますので、楽しみにお待ちください。

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