近畿経済産業局主催　地域未来牽引企業向けセミナー
仲間を巻き込み、付加価値を最大化する経営
〜デザイン経営がビジネスを変える〜

 デザイン経営はデザイン※1の考え方・魅せ方を活用することで、社員・顧客・社会を巻き込みながら付加価値を最大化していく経営手法です。世の中の動きに合わせるのではなく自分たちの本来あるべき姿を見つめ、顧客価値を生み出していく手法としても力を発揮します。デザイン経営が対象とするのは、商品開発、新規サービス開発、ブランディングなど事業単位のものから、自社のビジネスモデルや組織のあり方など、経営そのもののデザインまで、多岐に渡ります。 

その実践プロセスも、経営者や自社を表現するアイデンティティを明確にする。自社のビジョンを更新する。経営者の想いをデザインの力を活用しながら社員に伝え、企業文化を更新する。生活者が求めている価値を観察を通じて発見する。実験と失敗を繰り返す。など企業の課題や目指すべきゴールによって異なります。 

デザイン経営を実践していく中で、経営者の想いが明確となり、進むべきビジョンが見えてきます。このビジョンが共感を呼び、仲間を獲得し、さらに実験と失敗を繰り返すことによりビジョンへの推進力は高まります。これにより様々な仲間とイノベーションが生まれていきます。 

デザイン経営を実践するためにはどうしたらいいのか。こうした問いに答えるために、本セミナーでは、これまで多くのデザイン経営の実践に携わってこられた、㈱SASIと㈱ロフトワークを講師に招き、デザイン経営の具体的な実践プロセスを、事例を交えて講演を行い、デザイン経営の実践を学びます。 

※1: デザインは、「図案、意匠」といった意味だけではありません。設計する行為も含むものです。自身（自社）が大切にしている価値や意思を表現する営みがデザインです。 

＜タイムライン＞
13:00~13:30：「企業のアイデンティティからブレない経営を」株式会社SASI 代表取締役 近藤清人
13:30~14:00：「コミュニティとの共創でビジョンを具現化する」株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 加藤修平
14:00~14:30：近藤清人×加藤修平 クロストーク
14:30~14:45：近畿経済産業局の本年度のデザイン経営支援事業の説明と来年度事業の案内 
14:45~14:55：質疑応答
14:55~15:00：アンケート記入

聴講申込対象：地域未来牽引企業
申込期限：2022年3月24日17時
問い合わせ先：近畿経済産業局 地域経済部産業技術課 知的財産室
〒540-8535 大阪市中央区大手前1-5-44
TEL.06-6966-6016
kin-patent@meti.go.jp